エビデンスライブラリ
RCT高品質
PSA・カリクレインパネル・MRIを組み合わせた前立腺がん検診(ProScreen無作為化試験)
Prostate Cancer Screening With PSA, Kallikrein Panel, and MRI (The ProScreen Randomized Clinical Trial)
Auvinen A, Tammela TLJ, Mirtti T, et al. — JAMA, 2024
PSA→血液マーカー→MRIと段階的に絞り込む新しい検診方式を検証中のフィンランド試験。過剰診断を抑える設計の中間報告
対象集団フィンランドの50〜63歳男性 約6万1千名(段階的検診を案内する群 vs 非案内群)、現在追跡中
エビデンスの限界
死亡をエンドポイントとした最終結果はまだ出ておらず、現時点では検出パターンの中間報告にとどまる。段階的検診にかかる費用負担や実施体制の整備という課題も残る。日本で同じ三段階の運用が可能かは未検証で、現段階で結論を急ぐべきではない。
読者の方へ
この研究は、PSA検診の弱点である「余計ながんまで見つけてしまう過剰診断」を減らすために、検査を一段階ずつ絞り込む新しいやり方を試したものです。
