本文へスキップ
医学よろず相談
エビデンスライブラリ
SR/MA高品質

施設入所高齢者の転倒予防介入

Interventions for preventing falls in older people in care facilities

Dyer SM, et al.Cochrane Database Syst Rev, 2025

104 RCT 68,964 人最新コクラン。ビタミンDは転倒回数を 37% 減(RaR 0.63、moderate certainty)

対象集団施設入所高齢者 68,964 名(104 RCT、56 個人ランダム化 + 48 クラスター)

エビデンスの限界

施設入所高齢者という限定集団(栄養状態低下・運動量低下・25(OH)D 低値が多い)で、地域在住の元気な高齢者への外挿は限定的(VITAL 試験では地域高齢者で効果なし)。「転倒回数は減るが転倒する人の割合は変わらない」という所見の解釈には注意が必要で、「転倒しやすい人がより少ない頻度で転ぶ」と理解する必要がある。日本人施設高齢者を含む RCT は限定的で、日本の介護現場での効果サイズは外挿になる。

読者の方へ

上のデータは、2025 年 8 月に Cochrane Library で公開された、施設入所高齢者の転倒予防の最新コクランレビューです。

エビデンス品質:高品質原文を読む →PubMed

この研究を解説した記事

免責事項:本サイトの情報は医療行為(診断・処方・治療)を提供するものではありません。健康上の判断は必ず医師にご相談ください。