エビデンスライブラリ
Cohort中品質
回折レンズアレイ付きピコ秒レーザーで治療したアジア人肝斑患者の光老化の可逆性:1年間の前向き観察コホート研究
Photoaging Reversibility in Asian Patients With Melasma Treated Using Picosecond Lasers With a Diffractive Lens Array: A 1-Year Prospective Observational Cohort Study
Lin ET, Chiang HM, Lin BS, et al. — Dermatol Surg, 2021
アジア人女性10名でピコ秒レーザーにより肝斑が1年かけて改善したが、1年後には再発傾向もみられた前向きコホート。
エビデンスの限界
対照群のない単群の前向きコホートで、対象はわずか10名と非常に小規模である。肝斑はレーザーの刺激でかえって悪化することもあり慎重な適応が求められる。施術は美容皮膚科の自費診療であり、肝斑に対する確立した最良の治療法はまだ存在しない。
読者の方へ
この研究は、扱いの難しい「肝斑(かんぱん)」——頬骨のあたりに左右対称に広がる薄い褐色のシミ——に対して、ピコ秒レーザーがどこまで有効かを、アジア人で1年かけて追ったものです。
