エビデンスライブラリ
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妊娠前の睡眠時間と産後うつ:日本多施設研究
Pre-pregnancy sleep duration and postpartum depression: a multicenter study in Japan
Matsuo S, Ushida T, Iitani Y et al. — Arch Womens Ment Health, 2022
日本12施設N=15,314名の後ろ向きコホート。妊娠前睡眠<6時間は産後EPDS≥9のaOR 2.08(95%CI 1.60–2.70)。睡眠1時間延長で産後うつリスク約14%低下。
対象集団日本12施設の産後1か月女性N=15,314名(2014〜2018年)
エビデンスの限界
後ろ向きコホートのため妊娠前睡眠は産後の自己申告に基づく(思い出しバイアスあり)。多施設研究だが大学病院中心で一般化に注意。睡眠時間と産後うつの因果関係(睡眠が産後うつを予防するのか、うつになりやすい人が睡眠が短いのか)は本研究では確定不能。交絡因子(不安症状・ストレス等)の調整が不完全な可能性がある。
読者の方へ
上のグラフは「妊娠前の睡眠が短い人は、産後うつになりやすいか」を、日本12施設・15,314名という大規模データで調べた結果です。
