エビデンスライブラリ
CohortN=156高品質
乳がん患者の長期追跡における連続的な術後循環腫瘍DNA評価の強い予後的価値
Serial Postoperative Circulating Tumor DNA Assessment Has Strong Prognostic Value During Long-Term Follow-Up in Patients With Breast Cancer
Shaw JA, Page K, Wren E, et al. — JCO Precis Oncol, 2024
原発乳がん156例を最長12年追跡し、再発の多くを血液が画像より中央値10.5か月(最長38か月)も先に捉えたことを示した、乳がんMRDの長期データ
対象集団原発乳がん患者156例、最長12年追跡(Signatera、腫瘍情報あり)サンプルサイズN=156
エビデンスの限界
前向きに採取した検体を後ろ向きに解析した研究で、156例とサンプル数は中規模にとどまる。リードタイム中央値10.5か月は「画像より早く分かる」ことを示すが、その期間を生かして治療を早めれば再発・死亡が減らせるかという臨床的有用性までは検証しておらず、早く知ること自体が延命につながるとは限らない。
読者の方へ
上のグラフは、乳がんの手術後に血液中のctDNA(がんのかけら)を繰り返し測ると、画像で再発が確認されるより何か月早く再発の兆候をつかめるか、を示したものです。
