エビデンスライブラリ
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鉄枯渇女性における連日 vs 隔日、朝1回 vs 1日2回分割での経口鉄吸収
Iron absorption from oral iron supplements given on consecutive versus alternate days and as single morning doses versus twice-daily split dosing in iron-depleted women
Stoffel NU, Cercamondi CI, Brittenham G, et al. — Lancet Haematol, 2017
鉄枯渇女性の同位体吸収試験2件。隔日投与は連日より分割吸収率が高く、朝1回は1日2回分割より吸収効率がよい。ヘプシジン上昇を避けることで累積吸収を最適化すると示した「隔日・朝1回」推奨の根拠
対象集団鉄枯渇(フェリチン≤25 µg/L)の18-40歳女性
エビデンスの限界
同位体で吸収率を測る生理学的RCTで、ヘモグロビンや貯蔵鉄の最終的な改善という臨床アウトカムは評価していない。非盲検デザインで対象は鉄枯渇の若年女性に限られ、貧血のある人や男性、高齢者へは一般化しにくい。短期の吸収試験のため、長期投与での総補充効果は別研究(隔日と連日で最終フェリチンは同等)で補正が必要である。
読者の方へ
この研究は、鉄剤を「いつ・どう飲むのがいちばん吸収がいいか」を、目印つきの鉄を使って精密に調べた、もう一つの重要なRCTです。
