エビデンスライブラリ
Cohort高品質
血液メチル化で測る老化速度と、加齢性の認知機能低下・認知症との関連
Association of Pace of Aging Measured by Blood-Based DNA Methylation With Age-Related Cognitive Impairment and Dementia.
Sugden K, et al. — Neurology, 2022
老化速度が速い(DunedinPACEが高い)人ほど、その後の認知機能低下や認知症のリスクが高いことを示したコホート研究。エピジェネティック老化が脳の健康とも結びつくことを示した
対象集団英国の高齢者コホート約1,000人を追跡
エビデンスの限界
観察研究のため、老化速度が速いことが認知症の原因なのか、初期の病変の反映なのかは区別できない。追跡集団が限られ、他の人種・世代への一般化には検証が要る。日本人を対象にした同様の研究もまだ乏しいのが現状である。
読者の方へ
この研究は、エピジェネティックな老化が「体」だけでなく「脳」とも関わるのか、という問いに踏み込んだものです。
