エビデンスライブラリ
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産後自殺念慮低減と母親メンタルヘルス改善のための統合地域ケアプログラム:長野試験の知見
An integrated community mental healthcare program to reduce suicidal ideation and improve maternal mental health during the postnatal period: the findings from the Nagano trial
Tachibana Y, Koizumi N, Mikami M et al. — BMC Psychiatry, 2020
長野市での準実験的コントロール試験(N=464)。多職種連携の統合地域産後ケアプログラムが産後自殺念慮を有意低下(p=0.014)。EPDS改善効果も7〜8か月まで持続。
対象集団長野市産後女性 介入群N=234 vs 対照群N=230(準実験的コントロール試験)
エビデンスの限界
準実験的デザイン(ランダム割り付けなし)のため選択バイアスが含まれる。長野市という特定地域の試験であり一般化に限界がある。自殺念慮の測定はEPDS Q10(自己傷害の思考)のみで、臨床的自殺念慮評価とは異なる。対照群が通常ケア(EPDS未実施)と比較しており、スクリーニング自体の効果が混在する可能性がある。
読者の方へ
上の図は、日本の長野市で実際に行われた「産後うつ・自殺念慮を減らすための地域支援プログラム」の効果を検証した準実験的試験の結果です。
