エビデンスライブラリ
RCTN=3,660中品質
家族性高コレステロール血症または動脈硬化患者におけるインクリシラン試験の患者レベル統合解析(ORION)
Pooled Patient-Level Analysis of Inclisiran Trials in Patients With Familial Hypercholesterolemia or Atherosclerosis
Wright RS, Ray KK, Raal FJ, et al. — J Am Coll Cardiol, 2021
ORION統合解析。半年1回のインクリシランでLDL約50%低下。心血管イベント減は結果待ち。
対象集団家族性高コレステロール血症または動脈硬化の3,660人(3つの第3相試験の統合、510日)サンプルサイズN=3,660
エビデンスの限界
この解析で示されたのはLDL低下という代理指標(サロゲート)までで、心筋梗塞や脳卒中といった実際のイベントが減るかは未証明。アウトカム試験は進行中。観察期間が510日と中期的。LDLが下がることと最終的に病気が減ることは分けて考える必要がある。
読者の方へ
このグラフは、「半年に1回の注射でコレステロールが下がる」と話題の新薬、インクリシラン(商品名レクビオ)を調べた、3つの試験の統合解析の結果です。
