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Cohort

母のヨウ素曝露と乳児の甲状腺機能低下 — 子どもの健康と環境に関する全国調査(JECS)

Mother's iodine exposure and infants' hypothyroidism: the Japan Environment and Children's Study (JECS)

Yokomichi H, et al.Endocr J, 2022

日本の母子10万組の出生コホートで、母がバセドウ病だと1歳児の甲状腺機能低下が約7倍、母が橋本病だと約6倍多いと示した大規模研究。妊娠前からの甲状腺チェックの意義を裏づける。

エビデンスの限界

日本の大規模出生コホートだが関連を示す観察研究で、母の甲状腺疾患が児の機能低下を引き起こす因果を証明したものではない。児の機能低下はまれで信頼区間が広く、母の治療状況や重症度による違いは十分に切り分けられていない。診断の把握は記録・検査に依存し、交絡の残りも解釈の限界となる。

読者の方へ

結論から言うと、この日本の大規模研究が教えてくれるのは「母親の甲状腺の状態が、生まれた赤ちゃんの甲状腺にも関わる」という事実です。

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