エビデンスライブラリ
SR/MAN=80高品質
切除可能ながんにおけるctDNAベースの分子的残存病変検出・系統的レビューとメタ解析
Circulating tumour DNA-Based molecular residual disease detection in resectable cancers: a systematic review and meta-analysis
Zheng J, Qin C, Wang Q, et al. — EBioMedicine, 2024
前向き研究・RCTのみ80件を統合した最も信頼性の高いメタ解析。がん種を超えて、術後ctDNA陽性なら再発リスクが約7.5倍と示し、一点測定より続けて測るほうが精度が高いことも裏づけた
対象集団切除可能な各種がん(前向き研究/RCTのみ80研究を統合、7,578記録から選定)サンプルサイズN=80
エビデンスの限界
メタ解析のため対象がん種・検査法(個別設計か汎用か)・追跡期間が研究間で大きくばらつき(異質性)、統合された約7.5倍という値はあくまで全体としての平均的傾向を示すにすぎない。個々のがん種や特定の検査で実際の倍率は上下するため、目の前の患者にそのまま当てはめる際は注意が要る。
読者の方へ
上のグラフは、たくさんの研究をひとつに統合した「フォレストプロット」と呼ばれる図で、手術後の血液にctDNA(がんのかけら)が残っていた人は、消えていた人にくらべて再発リスクが何倍になるかを示しています。
