エビデンスライブラリ
RCTN=1,099高品質
難治性過活動膀胱の女性に対する侵襲的尿流動態検査の意義(FUTURE試験)
Invasive urodynamic investigations in the management of women with refractory overactive bladder symptoms (FUTURE)
Abdel-Fattah M, et al. — Lancet, 2025
難治性の過活動膀胱でも、侵襲的尿流動態検査の追加は丁寧な臨床評価のみと比べ結果を改善しない。
対象集団難治性過活動膀胱・切迫優位の混合性尿失禁の女性1,099人(英国63病院)サンプルサイズN=1,099
エビデンスの限界
侵襲的検査が一切不要という意味ではなく、難治例で「ルーチンに追加する価値」を問うた試験。英国の医療体制での結果で、診療の流れが異なる日本にそのまま当てはめるには注意が必要。個別に尿流動態検査が診断・治療方針の決定に役立つ場面は依然として存在する点を見落とすべきではない。
読者の方へ
このグラフは、「治療が効きにくい過活動膀胱(急な尿意・切迫性の尿もれ)」の女性に、侵襲的な尿流動態検査(膀胱に細い管を入れて圧を測る検査)を追加する意味があるかを調べた、最新の大規模試験(1,099人)の結果です。
