エビデンスライブラリ
SR/MAN=21,000高品質
近視抑制は「-1Dごとに意味がある」(世界5研究21,000人の統合分析)
Myopia Control: Why Each Diopter Matters
Bullimore MA, Brennan NA. — Optom Vis Sci, 2019
21,000人の統合分析。-1D進行で近視性黄斑症が67%増、-1D抑制で40%減という臨床的意義を定量
対象集団世界5つの主要近視性黄斑症の集団研究(Beijing Eye Study/Blue Mountains/Hisayama/Liwan Eye/Tanjong Pagar等)を統合した約21,000人のデータサンプルサイズN=21,000
エビデンスの限界
5つの大規模集団研究を統合した二次解析で、各研究の方法論や近視性黄斑症の定義に違いがある点が限界。アジア人(中国・日本)と欧米人で発生率に差があるため、絶対リスクの推定には人種差を考慮する必要。-1D抑制効果は線形に近似されているが、極端な強度近視(-12D以上)での効果サイズは不確実。
読者の方へ
Bullimore & Brennan 2019は、わずか3ページの短い論文ですが、近視抑制治療の「臨床的意義」を世界で最も明確に数字で示した重要な論文です。
