エビデンスライブラリ
RCT中品質
乳がん既往女性のGSMに対するCO2レーザー療法(ランダム化・sham対照試験)
CO2 Laser Therapy for Genitourinary Syndrome of Menopause in Women with Breast Cancer: A Randomized, Sham-Controlled Trial
Jaber S, Levin G, Ram-Weiner M, Lev-Sagie A. — Cancers (Basel), 2025
乳がん既往女性のGSMに対するCO2フラクショナルレーザーを、偽の治療(sham)と比べたランダム化試験。性交痛・性交時の乾燥は両群とも改善し、レーザーの上乗せ効果は示されなかった。
エビデンスの限界
参加者34名と小規模で検出力に限界があり、追跡も短い単施設研究。乳がん既往という局所エストロゲンを避けたい集団に絞った特殊な対象で、一般化には注意が必要。それでもsham(偽治療)対照という設計の質は高く、レーザーの上乗せ効果が乏しいという結論の信頼性は相応に高い。
読者の方へ
乳がんを経験された方は、ホルモンの薬をできれば避けたい——その気持ちはとても自然ですし、私も外来でよく相談を受けます。
