エビデンスライブラリ
SR/MAN=42,935高品質
精子数の経年変化——系統的レビューとメタ回帰分析
Temporal trends in sperm count: a systematic review and meta-regression analysis
Levine H, et al. — Hum Reprod Update, 2017
西洋諸国の男性で精子濃度が約52%低下したと初めて示し、精子数減少論争の火種となった2017年のメタ解析。
対象集団185研究・42,935人(北米・欧州・豪州・NZの男性、1973-2011年採取)サンプルサイズN=42,935
エビデンスの限界
西洋諸国中心のデータで、当時はアジアを含む地域の検体が乏しく一般化できなかった。横断的に集めた観察データのメタ回帰で測定法の世代差や対象選択の交絡が残り、減少の原因は特定できていない。日本人への直接の当てはめには慎重さが要る。
読者の方へ
これは、「現代人の精子は減っている」という話が世界で大きく報じられるきっかけになった、2017年の研究です。
