エビデンスライブラリ
RCT高品質
閉経後腟症状をもつ女性における分割CO2レーザー vs 偽治療の症状重症度への効果
Effect of Fractional Carbon Dioxide Laser vs Sham Treatment on Symptom Severity in Women With Postmenopausal Vaginal Symptoms
Li FG, et al. — JAMA, 2021
CO2フラクショナルレーザーを偽治療(sham)と比べた二重盲検RCT。閉経後腟症状の女性85名を12か月追跡したが、症状スコア(VAS)の改善はレーザー −17.2、sham −26.6で両群に有意差なし。レーザーの有効性を否定した、この領域で最も重要な質の高い試験。
エビデンスの限界
単施設・85名と小規模で、長期(12か月超)の評価はない。それでも二重盲検・偽治療対照という設計の質は高く、結論は信頼できる。なお数値だけ見ると偽治療のほうが改善幅が大きく見えるが、これは偶然の範囲(信頼区間が広く重なる)であり、統計的には「両群に差はない」と解釈する点に注意が必要。
読者の方へ
この図は、腟のCO2レーザー治療が本当に効くのかを、いちばん厳しい方法で確かめた研究の結果です。
